sp_bn01.png

中絶手術をお考えの方へ

人工妊娠中絶手術とは

人工妊娠中絶手術は、妊娠をした女性が何らかの理由により妊娠が継続できない場合に限り、人為的な手術によって妊娠を中断する方法をいいます。現在の日本の法律では、妊娠22週0日を過ぎてしまうと、いかなる理由があっても中絶はできなくなるとされています。したがって、人工妊娠中絶手術が可能なのは、21週6日までとなります。このうち、11週までに行う中絶手術を「初期中絶」といい、当院ではこの「初期中絶」のみを行っています。

手術は、静脈麻酔をかけた状態で行います。吸引器などの器具を用いて子宮の中から妊娠の組織を掻き出します。ただし、これまでに出産をしたことのない人の場合、子宮の入り口である頚管という部分が閉じているので、手術前にこの部位をある程度拡げるための前処置が必要です。そのため、未産婦さんの場合は経産婦さんよりも早めの来院が必要となります。手術そのものは5から10分程度で終わるため、日帰りで行うことができます。

人工妊娠中絶手術の定義

日本では、母体保護法第2条により、人工妊娠中絶手術を次のように規定しています。

「第2条  この法律で不妊手術とは、生殖腺を除去することなしに、生殖を不能にする手術で命令をもつて定めるものをいう。
 2  この法律で人工妊娠中絶とは、胎児が、母体外において、生命を保続することのできない時期に、人工的に、胎児及びその附属物を母体外に排出することをいう。」

人工妊娠中絶手術と同意について

パートナーの同意が必要となります

人工妊娠中絶術は、母体保護法という法律に基づいて行われます。 その法律には 人工妊娠中絶を受ける場合本人と配偶者の同意が必要であると定められています。

母体保護法に規定する「配偶者」とは、次の場合を指します。

①民法上に記す届出によって成立した婚姻関係にあるもの。
②届出はしていないが実質的に夫婦と同様の関係にあるもの。

 

当院では初診時に同意書をお渡ししますので、当日までにパートナーの方にサインしていただき、手術日にご持参ください。手術当日パートナーと一緒に来院される場合、付き添いは部屋までとなります。その後パートナーの方は一度院を出ていただき、手術後にまた本人を迎えに来ていただく形となります。

未成年の方の場合

親権者の同意が必要になります。ただし、未成年の患者様だからといってこちらから患者様の家族に勝手に連絡をしたりといったことは一切ありません。当院では患者様のプライバシーに最大限配慮しています。

人工妊娠中絶手術が可能な時期

母体保護法では、妊娠21週6日まで手術が可能です。当院では、初期の人工妊娠中絶手術のみに対応しており、中期には対応していません。したがって、妊娠11週までの方が対象となります。これ以降になると、手術の規模が大きくなりクリニックで日帰り対応することが難しくなります。11週以降での人工妊娠中絶手術をご希望の方は、総合病院等入院施設のある医療機関へご相談ください。

当然ながら、週数が経過するほど人工妊娠中絶手術による体への負担は大きくなります。手術のみならずその後の回復にも時間がかかることになりますし、身体だけでなく心理面からのダメージもより大きくなってしまいます。人工妊娠中絶手術を希望する場合は、なるべく早めに受けることを強くお勧めします。

中絶手術を受けるタイミング

中絶される場合は、できるだけ週数の早い方が望ましいとされています。しかしながら、生理が来ないことに気づいたあたり、すなわち妊娠4から5週くらいですと、逆に小さすぎて子宮口が開きにくく手術しにくいだけでなく、しっかりと手術が完了したかを確認しにくいため基本的にはお勧めしません。またまれですが、初期流産が自然に起こることもあります。

したがって、人工妊娠中絶手術を受けるベストなタイミングは、妊娠6から7週くらいであるといえます。出血量も少なく、体への影響が最小限で済みます。それ以降、妊娠8週から妊娠11週になると、妊娠が進んでいることもあり手術に要する時間が長くなります。当然出血量も増え、回復までに時間が必要となります。とくに、心疾患や重度糖尿病などの既往をおもちの方は注意が必要となります。

なぜ無痛で受けられるのか?

局所麻酔と静脈麻酔

人工妊娠中絶手術を受けるうえで一番気になるのは、「痛いかどうか」だと思います。手術に関していえば、しっかりと静脈麻酔が効いていれば、痛みはおろか手術中の記憶さえも残りません。目が覚めた時には、手術中の痛みも含めすべて終わっている状態になります。

しかしながら、クリニックの中には局所麻酔を用いて手術を行うところもあると聞きます。局所麻酔とは、読んで字のごとく局所すなわち腹部や会陰周辺のみの除痛のための麻酔薬です。ピンポイントで麻酔するため、その部分の除痛はなされますが、手術によっては痛みが取れない部位があったり、痛みのたびに麻酔を追加したりといった操作が必要となります。また、静脈麻酔と異なり意識がある状態での手術となるため、手術中ずっと不安や恐怖を味わうことになってしまいます。

不安や恐怖は痛みを増強します。そのため当院では、意識そのものを失わせた状態で行う静脈麻酔下での手術にこだわっています。麻酔の手技でいえば、局所麻酔よりも静脈麻酔の方が、安全管理・全身管理上から難易度が高くなりますが、当院ではこれまで麻酔を原因とする重篤なトラブルは一例もございません。徹底した安全管理のもとに行っておりますので、安心して痛みが少ない静脈麻酔での手術を受けていただくことができます。

人工妊娠中絶手術の方法

妊娠11週までの場合に行う中絶手術を初期妊娠中絶手術といいます。中絶方法としては、掻把(そうは)法と吸引法の2種類があります。それぞれの方法に利点と欠点とがありますが、当院ではそれらのメリットを最大限生かすため、これら2種類の方法を併用しながら手術を行っています。

掻把(そうは)法

キュレットと呼ばれる、スプーンのような細長い器具や、胎盤鋏子と呼ばれるはさみのようなものを用いて、子宮内から内容物を用手的に掻き出していく方法です。古くから行われていた方法で、以前はこの方法が主流でした。メリットは使用する器具が少なく単純である点です。そのため、感染などのトラブルを起こしにくいというメリットがあります。また、用手的に行うため、症例に応じ術者の加減を効かせることも可能です。

デメリットは吸引法と比べると難易度が高い点にあります。あくまでも人為的な操作によるため、器具によって子宮を傷つけてしまう危険性が全くないとはいえません。したがって、この方法で手術を行う場合は医師の熟練度が高くなくてはなりません。

吸引法

近年増えてきた方法です。強力な吸引器を用いて子宮内容物を吸い出す方法です。全体的に吸引をかけるため、手術時間を短縮できるというのがメリットです。しかしながら、圧をかけることにより子宮内壁の微細な血管を全体的に傷つけてしまうため、出血量が増えてしまうことがあります。また、妊娠週数が進めば進むほど難易度が高くなり、吸引法では対応できないこともあります。掻把(そうは)法に比べると使用する器械が複雑な形状となっているため、器械の洗浄や滅菌といった適切な管理がより求められるようになります。適切に滅菌処理されていない場合、感染症を引き起こす原因にもなりえるので注意が必要です。

当院では掻把(そうは)法と吸引法を併用しています

上記のように、掻把(そうは)法および吸引法ともにメリットとデメリットとがあります。当院では、院長の豊富な経験を生かし掻把(そうは)法と吸引法のどちらも併用しています。具体的には、最初に掻把(そうは)法にて軽く内容物を処理した後に、吸引法で吸い取っていきます。こうすることで組織のダメージを最小限に抑え、かつ内容物を残すことなく人工妊娠中絶手術を完了させることができます。所要時間は5~10分程度です。

  • 医療法人社団髙仁堂医院 人工妊娠中絶でお悩みの方へ お電話でのお問い合わせ:047-378-5520
  • 医療法人社団髙仁堂医院 人工妊娠中絶でお悩みの方へ お電話でのお問い合わせ:047-378-5520
  • sp_bn01.png
当院について 当院について 手術を受ける時期 手術までの流れ 費用について よくある質問 クリニックニュース オフィシャルサイト オフィシャルサイト